W-ZERO3でATOK Pocket for Windows CEが使えました
W-ZERO3の標準のIMEは、昔のWindowsCEのIMEに比べるとずいぶんと頭が良くなったと思いますが、それでもPC用のIMEに比べると、まだまだといった感があります。そのため、正式にはW-ZERO3(Windowd Mobile 5.0)をサポートしていない「ATOK for Pocket PC」をインストールして使っている方もいるようです。
ATOK for Pocket PCは、インストールしたままの状態ではいろいろと不具合がありますが、各種カスタマイズソフトをインストールする事により、回避することができるようです。詳細は、以下のページで紹介されています。
今さらここでATOK for Pocket PCのインストール報告をしても芸がないので、今回はATOK for Pocket PCよりもさらに昔に、ハンドヘルドPC用に発売されていた「ATOK Pocket for WindowsCE(名前が紛らわしいですが、ATOK for Pocket PCとは別物です)」をW-ZERO3にインストールしてみました。
【注意!】
ここで紹介する情報は、メーカーが正式にサポートする使い方ではではありません。思わぬ不具合が発生する可能性がありますので、自己責任でお願いします。
結論から言うと、ATOK Pocket for WindowsCEも、W-ZERO3で使えました。
Today画面の右下に表示されたATOKのアイコンが、その証拠です。
インストールについては、通常の方法で行うことができます。ただし、インストール途中で表示されるダイアログ「セットアップ先のハンドヘルドPCのバージョンを自動的に検出しますか」では『いいえ』を選択し、「ATOK PocketをセットアップするハンドヘルドPCのバージョン以下から選択してください」では『Windows CE 2.11』を選択します(CPUは自動判別されるようです)。
自分が把握している限りでは、以下の不具合がありますが、回避可能or大きな影響がないものです。
【不具合1】「設定」の「ATOK Pocketの設定」の「プロパティ」ボタンが押せない
ATOK PocketがONになっている状態でも、ボタンがグレーアウトしたままで押すことができません。
Today画面右下のATOKのアイコンをタップして、表示されたメニューより「プロパティ」を選択することにより、設定を行うことができます。
この場合でも、コントロールパネルの右半分が表示されませんが(実はRealVGA環境を導入すると回避できます)、入力モードの変更や入力支援、半角全角入力などの設定は行うことができます。
【不具合2】アップデートモジュールが導入できない
インストールしようとすると、W-ZERO3側で「インストールに失敗しました」というエラーメッセージが表示さてしまいます。ただし、1週間程度使ってみた限りでは、アップデートモジュール未適用でも、致命的な不具合(辞書が壊れる、変換するとOSがフリーズするなど)は発生しませんでした。
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【不具合3】「文字」キーで入力文字種類を変更すると、かな入力になってしまう。
これはATOK for Pocket PCでも発生する不具合です。解決方法も同じで、W-ZERO3 Utility PlusやFEPTgl(こちらは未確認)を導入することにより、解決可能です。
使用感に関してですが、以下の点でATOK for Pocket PCよりも優れています。変換効率も大きな差はありませんでした。
- 複文節変換をした際、PC用のIMEと同様Enterキー1回で全文節の確定が可能(ATOK for Pocket PCでは文節ごとの確定になるため、文節が多いとEnterキーを連打する必要があり、面倒)
- 入力支援や半角全角入力など、ATOK for Pocket PCより細かい設定が可能
- ATOK用の文字入力パネル(SIP)がインストールされないため、ATOK for PocketPCを使う場合に必要となる入力パネのル設定変更が不要。
ATOK for Pocket PCにある推測変換機能は、ATOK Pocket for WindowsCEにはありませんが、キーボードによる文字入力がメインであれば、それほど困らないのではないでしょうか。
ということで、今はもっぱらW-ZERO3でATOK Pocket for WindowsCEを使っています(ATOK for Pocket PCの購入代金が無駄に……orz)。
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コメント
実に助かりました。こちら、特異的な状況でATOK for PocketPCが使えない状況に陥っていましたが、おかげさまでATOK Pocket for WindowsCE(紛らわしいですね)を入れる選択肢を得ることができ、見事復旧いたしました。どうもありがとうございました。
ことの顛末は長くなりますのでトラックバックしておきました。
投稿: 山本五朗 | 2006年8月 2日 (水) 22時46分